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久留米発 ほぼ 週一・登山

感動をお伝えします!

耳納連山【漱石の道】(2010.4.8)

耳納連山【漱石の道】(2010.4.8)

久留米市の南に連なる「耳納連山」の西の「高良山」から東の「鷹取山」まで稜線上を歩くことが出来ます。現在は耳納スカイラインが通っており、車で鷹取山まで行くことが出来ますが、昭和43年に耳納スカイラインが完成する前は 先人たちは稜線上の縦走路を歩いていたと聞いています。
明治30年 熊本の第5高等学校の教授をしていた「夏目漱石」が筑後の親友を訪ねた折、この縦走路を高良山より耳納連山を越えて発心山より発心公園まで歩いたそうです。久留米市はこのルート14kmを「漱石の道」として整備し、途中に「漱石の句碑」を設置しています。
「漱石の道」は過去、「福岡山の会」などの山行記録等で紹介されていますが、久留米在住の私はまだ歩いたことがなく、本日 漱石が歩いた道を反対方向(発心公園)から漱石の句碑を尋ねながら 歩いてみることにしました。このコースは公共の乗り物を利用することが出来ます。久大線「筑後草野駅」を出発点とし、「JR筑後草野駅」~発心公園~発心山~グライダー山~桝形山~耳納平~紫雲台~耳納山~兜山~高良山~高良大社~王子宮~「JR御井駅」 と縦走しました。この間に設置されている「漱石の句碑」 6ヶ所もすべて立ち寄ってきました。快晴の空の下、冷たい風が吹いて、登山者にはまったく会わない静かな山行でした。

本日の軌跡
漱石の道

漱石の道1

漱石の道2

自宅から5分の久大線「久留米高校前駅」 7:43分発の列車で5つ先の「筑後草野駅」に到着しました。本日はここが出発点です。8:10分出発しました。
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草野町は色んな史跡があります。又、久留米ウォーキング協会主催のウオーキングでここより「山苞(やまつと)の道」を歩いたことがあります。
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駅前の道には色んな「化粧坂」が埋め込まれていました。
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県道151号を久留米方向に進み、途中左折し発心公園に向かいます。前方に耳納連山の稜線が見えています。
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発心公園に到着しました。漱石の最初の句碑があります。
「松をもて 囲ひし谷の 桜かな」
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ここが「漱石の道」の起点です。
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左手の遊歩道を登っていくと「発心谷」の鳥居の前に着きます。ここが発心山の登山口であり、右手に道が続いています。
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登山道にはたくさんの標識が付いており、迷うことはありません。
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途中、山菜「こしあぶら」の芽が出ています。収穫適期の物もたくさんあります。
本日は目的が違いますので 後ろ髪を引かれる思いで先を進みます。高良山周辺は今が「こしあぶら」の収穫適期です。一昨日 高良山に採集に行き、てんぷらで美味しく頂きました。今から「脊振山系」「九重山系」と時期をずらして収穫することが出来ます。
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尾根コース、横岩コースの分岐を過ぎます。
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稜線に到着しました。本日は絶景です。
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発心山山頂手前に「縦走路」の分岐があります。稜線上は「耳納スカイライン」が通っており、スカイラインを「高良山」まで歩くことも出来ます。本日は漱石が通ったと思われる「自然歩道」を出来るだけ歩いてみようと思います。
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発心山に到着しました。(9:47分)
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自然歩道に戻り、少し進むと、漱石の2番目の句碑があります。
「濃(こまや)かに 弥生の雲の 流れけり」
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「横岩ルート」の下り分岐を通過します。
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677P、白山を通過します。
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快晴になりました。
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「グライダー山」に向け、歩き易い登山道を登って行きます。
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「グライダー山」に到着しました。ここは感動するくらい絶景です。
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南西の方向には「雲仙普賢岳」が見えています。
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アセビの花もまだ残っていました。
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途中左下には通称「まこと橋」が見えています。本当の名前は「朧(おぼろ)橋」ですかね。
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スカイラインに平行して「自然歩道」が続いています。
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「桝形山」に着きました。
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この横にはパラボラ基地があり、遠くから良く目立ちます。
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葉桜に見頃の桜が混在しています。
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「耳納平」に到着しました。本日 高良山まで人に逢ったのはここだけでした。登山者にはまったく会いませんでした。
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この先の登山道には「ワラビ」の立派なものがありました。たまらず収穫してしまいました。
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「紫雲台」に到着しました。(11:50分)
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ここには東屋があり、ここで昼食にしました。
本日は公共の乗り物を使いますので、久しぶりにビール(発泡酒)付です。
豪勢なラーメンを準備してきましたので、1時間のゆっくりした昼食時間をとりました。
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昼食後、先を進みます。
紫雲台は先に抜けることは出来ません。写真の位置まで戻り、右手に下っていきます。
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自然歩道を下っていくと左手に車道が見えて降りることが出来ますが、自然道を歩くことに拘るならば 写真右手のこぶの上を進んで行きます。
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耳納山に到着しました。
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縦走路を寄り道し、兜山を往復しました。ここは4日前、4/4日の久留米山岳会の山祭り神事の際に立ち寄りました。
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直ぐ横の「青木繁の碑」にも寄りました。石碑には
「わがくには つくしのくにや しらひわけ ははいますくに はじおほきくに」
と書いてあるそうです。
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縦走路に戻り 漱石3番目の碑に立ち寄ります。
「筑後路や 丸い山吹く 春の風」
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続いて直ぐに 漱石4番目の句碑かあります。
「人に逢わず 雨ふる山の 花盛」
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森林公園を通過し、「高良山」に到着しました。ここは最近いつも散歩で立ち寄るホームグランドです。
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「飛雲台」に立ち寄りました。
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ここには漱石5番目の句碑があります。
「菜の花の 遥かに黄なり 筑後川」
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筑後平野に流れる「筑後川」が一望できます。
「遥かに黄なり」の時期に来たいものです。
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散歩のコース「尾根道」を高良大社に向かいました。高良大社には14:40分に到着しました。
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参拝後、階段を降り「王子宮」に向かいました。
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「中宝殿城跡」より、400段の階段を下りて行きました。八重の桜が綺麗に咲いています。
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王子池を周回し、王子宮横を通過します。
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しばらく進み、変則四つ角右奥の「追分公園」に漱石の6番目の句碑があります。
この歌は明治32年、漱石がこの地に立ち寄ったときに詠まれた歌です。
「親方と 呼びかけられし 毛布(けっと)哉」
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先日、森林公園の売店で「耳納連山自然歩道ガイドマップ」を買いました。色々調べていると ここの漱石の句碑の位置表示がずれているようです。平成14年度版ですので場所の変更はないと思うのですが
漱石句碑

先を進み本日の終点「JR御井駅」には15:13分に到着しました。
15:36分の列車で三つ先の「久留米高校前駅」に戻りました。
昼食1時間を挟んで7時間の行程でしたが、公共の乗り物を利用でき 有意義な山行でした。
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  1. 2010/04/08(木) 09:18:39|
  2. 耳納山系
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Author:ohtaカント
ようこそマイブログ 「久留米発 ほぼ 週一・登山」 にお越し下さいました。
本ブログの管理人の「カント」です。1950年生まれ、典型的なB型人間と本人は自覚しています。
家族は「体育会系の妻」と「既婚の子供 男女各1名」、「孫2名(もう直ぐ1名増えます)」 おります。
学生時代アウトドアのサークルに所属し、霧島を中心に山遊びを楽しんでいました。
一時登山は休止していましたが2002年頃より椎間板ヘルニアのリハビリで腹回りの筋肉を鍛えるため再度復帰しました。
私の登山スタイルは 主に「縦走登山」です。縦走中に出会う岩場などをより安全に通過するには個人の登山レベルをもっと向上させる必要があると感じ、2005年久留米の老舗の山岳会、久留米山岳会(KAC)に入会し、登山経験豊富な先輩の方々に 岩、沢、雪山、等の基本技術を教えて頂いています。
還暦を5年過ぎ、年間 50回前後の 「ほぼ 週一登山」 を楽しんでいます。
本ブログでは山行時のGPS軌跡と道々のスナップ写真を紹介しております。
皆さんのこれからの山行のお役に立てれば幸いです。(2015年12月 記)

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